Uターンをきっかけに、実家の近くで家づくりを開始したSさん。具体的な家のイメージを持っていたSさんは、津田建設の完全自由設計による柔軟な家づくりに魅力を感じ、設計を依頼したといいます。「自分はこうしたいという思いがあったので、そのためにはどうしたらいいかということを考えてつくってくれるのでは、と思いました」。
Sさんが希望したのは、大好きなアニメーションのテイストを取り入れた家。多角形の塔が特徴的な洋風の外観は、津田建設が得意とするデザインの一つです。また外構を含めたトータルデザインを行ったことで、建物と調和したかわいらしい雰囲気に仕上がっています。
「SNSで勉強して、どういう風にしたら暮らしやすいかということを考えました」と、間取りのイメージも具体的だったSさん。1階で生活を完結させること、行き止まりがないように回遊動線にすることを前提に、女性一級建築士とのプランニングを進めました。
完成したのは、仕事と家事、子育てを両立する機能的な家。「廊下がない家なんです」と話すとおり、1階はLDKと水まわり、ファミリークローゼットがつながる回遊動線を採用し、洗濯後の干す、畳む、しまうまでが最短距離になるように設計。帰宅後すぐに手洗い・うがいができるように洗面室を玄関近くに配置し、キッチンと横並びに配置したダイニングは食事の配膳・片付けがスムーズです。
「掃除、洗濯、食器洗いは機械にやってもらい、子どもとの時間を取っています。風呂と夕食を終えてから寝るまでの自由時間が好きです」とSさん。和室を小上がりにしたのは、子どもたちが遊んだり昼寝をしたりするためだけでなく、掃除ロボットがおもちゃを吸わないようにするためでもあるそう。
思い描く家のイメージをそのままに、建築士と二人三脚で具現化したSさん。家事負担を軽減するための工夫が随所に散りばめられた間取りが、忙しい毎日にゆとりをもたらしています。