宅地建物取引主任者として、主に住宅を建てるための土地探しから物件のご紹介、取引条件の調整、不動産売買契約書の作成、契約締結の手続きまでを行っています。お客様が住みたいエリアの中で立地や生活環境などの希望条件に沿った物件をご紹介し、マイホームが完成した後に「ここに建ててよかった」という声を聞いたときが、この仕事に就いて良かったと思う瞬間です。

建物は建てた後に手を加えたり直したりすることができますが、土地の売買契約は簡単にやり直すことができません。だからこそ、土地探しは家づくりの最初の架け橋であると考え、法律や規制はもちろんのこと地盤や地形、気候風土をしっかり踏まえたうえでご紹介することを心がけています。地域特性に精通した工務店として、土地探しからトータルで家づくりをサポートしています。

もともと建築分野に興味があり高校で建築を学びましたが、前職はまったくの異業種で営業職として働いており、当社には実務経験ゼロで入社しました。現在は先輩が担当する現場のサポート業務が中心ですが、現場で設計図どおりに施工が行われているかを確認したり、現場や周辺の安全管理を行ったり現場監督業務を行っています。また建材の発注や協力会社の手配、工事の進捗管理などを行っています。

これまで印象に残っているのは、初めて現場を任されたリフォーム工事です。外壁の張り替えが無事に滞りなく終わったときは、ほっと安心すると同時に達成感がありました。成長するために心がけていることは、分からないことは質問するだけでなく自分でも調べることです。施工管理の仕事はまだまだ覚えることが多くありますが、1件でも任される工事を増やせるように経験を重ねていきたいと思っています。

父が大工だったので小さい頃からモノづくりに興味を持ち、17歳で大工見習いとして入社しました。親方のもとで働きながら少しずつ技術を身につけ、入社から10年ほど経ったときに初めて棟梁を任されました。当時建てた家は、今も印象深く覚えています。一番やりがいを感じるのは、施主様から「ありがとうございます」と言われたときですね。これまで何棟も新築してきましたが、同じ家は一つもないので、大工の仕事は一生勉強だと思っています。職人上がりの社長は面倒見が良く、現場に足を運んでは木材のことなど家づくりについていろいろ教えてくれるので勉強になります。

私のモットーは楽しく働くこと。現場では何よりチームワークが重要ですが、当社には付き合いの長い協力会社が多く、職人さんともコミュニケーションが取れているので働きやすいです。自分の手でモノづくりがしたいという気持ちがあれば、大工として成長できると思います。