閑静な住宅街になじむ淡いベージュの外壁に、両袖に設えた目隠しの木目サイディングが印象的なこの住まい。室内は、家具や物を置き過ぎない、余白を重視した心落ち着く穏やかな空間です。伝統的な和の様式と北欧インテリアをミックスした「ジャパンディ」テイストを意識したデザインとなっています。

玄関を入ると、和紙の素朴で柔らかな質感と木目を組み合わせたエコカラットがお出迎え。 エコカラットの立体感のあるテクスチャーが、上品な和モダンの空間を演出しています。デザイン性はもちろん、室内の湿気やニオイを吸着するなど、機能性の高い壁材でもあります。

リビングとキッチンの間に配置した畳スペースは、オープンなつくりでLDKを広く使えるようにしました。家族で食事を取ったり、寝転んだりと、ゆっくりとくつろげる日常的に使いやすい空間として機能します。また、リビングと玄関ホールにアクセスできるもうひとつの和室は、格天井に和紙の襖と、和の趣を存分に味わうことができます。